別な言葉でいえば、「得意というのにふさわしい水準」が上がってくるのだ。それでも、より高くなった水準をめざしてがんばれるのであれば、その学科が好きな可能性が高い。この場合、競争に勝つことが好きというケースや、計画を立てて実行することが好き、というケースも紛れ込んでくるので、その学科が、本当に好きかどうかが分かるためにはもう少し時間が必要である。
人と比べなくても、自分を詳しく観察することにより、自分らしさを理解することはできる。しかしそれは、人間に対する理解一般が高まったのち可能になることなので、初めのうちは、人と交わる機会を増やすことが大切である。