3DLAのセミナーの方式も、行軍速度(この場合は、到達目標とそれに至るための頑張り度合の程度)に着目し、学習の効果をあげようとした変革である。カリキュラムは、次の(1)から(5)まで順番に取り組むように作られている。((6)は希望者のみ。)
(1) 課題図書の感想文の提出(自分で行軍速度を選べるが締切りがある。次のe-learning とクラスの授業の予習になっている。)提出するとe-learning のパスワードを付与
(2) ブレンド型e-learning (自分で行軍速度を選べるが2週間以内に修了、テストに合格しないとクラスに進めない。追試あり。クラス授業の予習になっている。)
(3) クラス(行軍速度は選べない。即応しなければならない。講師に意見を求められた時やグループ討議の時、直ぐに対応しなければならない。
(4) 毎回の宿題(行軍速度は選べるが、1週間以内に提出しなければならない。クラス授業の復習・予習になっている。)
(5) リエントリープログラム(行軍速度は選べるが、1週間以内に提出しなければならない。)
(6) 延長戦(Q&A中心なので即応しなければならない。)
全体として宿題の出来不出来(宿題は全員と交換する)や授業中の講師のコメントなどで、自分の実力が他の人と比べてどの程度か判定でき、が要求されているか、などを次第に理解するようになる。