3DLAのセミナーには、必ず上記がついている。これは、セミナーという特別な環境(宇宙という環境に相当)から職場や家庭(大気圏に相当)といった慣れ親しんだ環境に戻る際(再突入)、教育の効果を維持するために工夫されたプログラムである。この計画が必要な理由は、習ったことを忘れないためで、使わないと3カ月もすれば、15%ほどしか頭に残ってないのが普通である。また、再突入に失敗すると、学習効果が生きないだけでなく、悪い効果を生んでしまう。周りの反感、本人のおごり、習ったことを活かせない不満などなどがそれで、海外でMBAを取って帰国した場合などによくみられるケースである。
3DLAの代表的なリエントリー・プログラムの事例が「100日プラン」である。研修終了後習ったことを使う100日間の計画を立ててもらい実行してもらうものだ。目標は、自分を鍛えるのに役立つようなチャレンジングなものかどうか、実行が担保される計画になっているかどうかなどがポイント。習ったことを改めて振り返ると同時に、起算日、最初の1週間でやること、1ヶ月以内にやる事、などと言った区分けに従がって計画をたてていく。