教授の研究は、四つの領域の重要度についての認識を変えなくても、関心の配分を変えるだけで満足度もアウトプットも高まるというものだ。
重要度の合計を100とした場合 仕事と家庭の重要度はイコールでそれぞれ34、コミュニティ12、自分自身20、といった配分が平均的であり、関心の配分は、仕事が一番高く56,家庭が23,コミュニティ7,自分14という数字が普通である。
このとき重要度についての意見はほとんど変えなくても、関心の配分を、仕事のウエイトを12下げて44とし、家族に対する配分を5あげて39、コミュニティを4あげて11、自分自身を3あげて17としただけで、それぞれの分野の満足度が、仕事から順に21%、27%、31%、39%向上したというものである。