ウォートンのリーダーシップ・コンフェレンスで面白かったものの一つが、厳しい自然環境のなかで行うリーダーシップトレーニングの紹介であった。講師は、元海軍のジェットパイロットでありその後宇宙飛行士としてスペースシャトルの船長を務めたJeffrey S. Ashby さんと、National Leadership School (NOLS)のダイレクター John Kanengieter さんのふたりで、交互に画像を使いながらの説明がとても印象的であった。
その内容を説明するのは画像がないので難しい。そこで、ハーバード・ビジネス・レビュの2012年4月号に掲載された記事 Wilderness Leadership ? On the job(コンフェレンスで資料として配布されたもの)を材料にトレーニングの考え方を解説しよう。