ワートンのリーダーシップコンフェレンスのスピーカーには軍関係者が含まれるケースが多い。今回はウエストファル国防次官(Under Secretary, U.S. Army)、一昨年はマイヤー統合参謀本部議長が登壇した。アメリカはビジネスと軍事の関係が近いというよりも、軍関係者はリーダーシップや戦略論に詳しいという方が当たっている。
今回の発表でも、コンサルタント会社Deloitte のペルスターさんWilliam Pelster, Managing Principal of Talent Development から、2011年にオープンしたDeloitte University の活動の紹介があったが、経営戦略の授業で、南北戦争の勝敗を分けたゲティスバーグの戦いを実地で学習するという話があった。ペルスターさんは元ワートンのVPで日立の我孫子研修所を訪問されたことがあり、そのこともあって熱心に聞いたのだが とても示唆に富んでいた。