受講生が分かりにくいことを、分かりやすくするため 授業の一部をe-learning 化し予習させるというコンセプトは、ブレンド型の特徴である。しかし、それだけでは少しつまらない。お金も時間もエネルギーもかなりかかるのだから、e-learning化することにより、獲得できることは、もっと他にないか。
実はある。3DLAの独自セミナーは、戦略論、リーダーシップ、キャリア開発の3つの分野を対象としていて、どれも外部コンテキストとの関係が深い。戦略は外部コンテキストと内部コンテキストを比較衡量の上策定するものだし、求められるリーダーシップは外部コンテキストの変化により、たとえば指揮命令型から先頭にたたないタイプに変化する。キャリアについての考え方も、外部コンテキストの変化により、変わらざるをえなくなった。そうであれば、このe-learning を三つのセミナーどれにでも使えるものにできないだろうか。
これがもう一つのe-learning 化のコンセプトになった。この点について次回説明しよう。