学習のプロセスは次の通りである。セミナーのテーマに関係する課題図書を読んで感想文を提出することを事前課題とする。事前課題に合格すると、e-learning のパスワードが伝達される。パスワードの有効期間は2週間で、この間にe-learning を終了しないとパスワードは無効になり、クラスに参加できない。また、途中にクイズがあり、このクイズに全問正解しないと次に進めない。不正解の場合は、もう一度トライできるが再び全問正解でないと、パスワードは使えなくなり再発行を事務局に求めることになる。追試に合格すれば、次に進めるが失敗すればそれでe-learning は終了となり、クラスには参加できない。
クラスでは、e-learning の復習の後、対話型の授業がおこなわれる。授業では、受講生に対しいろいろな質問がだされるが、e-learning の内容の理解が表面的だと上手く応えられない質問が多い。このQ&Aを通して、学習の仕方を学ばせるのが狙いである。
クラスの最後に、授業の内容に関連する宿題が毎回出される。宿題は、授業の内容を手掛かりとして、自分で切り口をきめ、深く広く考えることが要求されるタイプがほとんどで、資料を集めるだけでは上手く答えられない。1週間、呻吟しなければならない。