アメリカ企業は野球からたくさん学ぶことができるという。例えば、多様性 Diversity である。色々な国から集まった選手のお陰で野球のレベル上がり、ゲームは面白くなった。
しかし、彼らは「多様性の実現」のために雇われたわけではなく、A ロッド(ヤンキースの主力打者、500号本塁打を最近達成した)やポサダ(同じくヤンキースのキャッチャー)は、実力でその地位を獲得した。(雇用機会均等法のように無理にマイノリティの比率を保つために採用されたのではないという意味。)平等に競争できる場 a level playing field を与えさえすれば、(努力する)人は成功できる、が彼女の信念である。
あまりラテン系の活躍が目立つので、「ヒスパニックは野球に向いているが、アメリカンはバスケットボールに向いている」と負け惜しみをいう人がいるが、そんな時、彼女は「あら、それなら女性は全てに向いているわ」と答える。女性にチャンスをあたえれば、何でもできると言いたいのだ。