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3Dラーニング・アソシエイツ

2011年の活動状況

3Dラーニング・アソシエイツの2011年の活動状況等をお知らせします。
※最新の活動状況はお知らせをご覧ください。

関島の活動状況

■ブレンド型e-learning ついに本番にこぎつけました
    12月4日、この一年間、開発に努力してきたブレンド型e-learningの本番を実行しました。これは、北大工学系大学院生で企業に就職することを希望する学生を対象とするプログラム「企業と仕事特論」のうちの「ビジネスパーソンとしての基礎知識」部分をブレンド型e-learning化したものです。

    ビジネスパーソンとしての基礎知識は、一部「外部環境の変化」、二部「キャリア開発」、3部「リーダーシップ研究」の三部構成になっていますが、一部と二部(合計で90分授業4回分相当)をe-learningにより事前学習し、理解度テストに合格するとクラスルームに参加できるというカリキュラムです。クラスルーム(90分授業4回)ではe-learning 部分の復習とQ&Aをおこなったあと、リーダーシップについて考えました。クラスルームの最後におこなった理解度テストの結果は、前年、前前年の学生と比較すると、断然良くなっており、これは、e-learning部分 が、リーダーシップ学習の動機づけとして機能したためと考えます。

    従来型のe-learningだと、完走しなかったり、十分理解しないまま終了したりという弊害がありましたが、クラスルームと組み合わされているので、その問題は少なく、一部、二部の理解度も改善していて、ブレンド型e-learningの強みを実感した次第です。
(情報掲載日:2011年12月21日(水))

■10月27日、昨年に引き続き朝日新聞、制作本部コントローラ・技師研修にて講演
    この研修は、新任管理職を対象とするもので、研修の狙いは管理職層の能力向上で、予算の立て方、広報と危機管理、次世代の新聞制作システム、管理職のストレスマネジメントといった実務的なテーマで構成される二日間のプログラムです。

その中で、私の役割は、広告収入や発行部数の減少、電子化といった新聞業界を取り巻く環境の変化に対応するために必要なことは何かを考えさせることでした。
昨年の参加者の反応からみた問題点は、「(傷つきたくない、傷つけたくないので)他人との接触をさける。変化の大きさは薄々感じているが、対応に自信がないので、変化から目をそらしてしまう」というあたりにあると感じていましたので、事務局と相談の上、事前課題(チームビルディングの技術を読んでもらい感想文を提出)にたいするコメントを増やす、ダブル・ループ・クエスチョンという考え方を紹介する、リーダーシップとは何かを考えさせるグループ討議を導入するなどなど、カリキュラムの改定をおこないました。

最近の講師依頼は、大学や小売りなど急激な環境変化に見舞われた産業からのものが増えていますが、日々の仕事に追われ、変化を直視することがおろそかになっているという点が共通しています。私もそうなっていないか自戒しなければ、と感じた次第です。
(情報掲載日:2011年11月9日(水))

■北大の非常勤講師に就任
    10月3日から国立大学法人北海道大学大学院工学院の非常勤講師になりました。
担当は「企業と仕事特論」ですが、そのうちの「ビジネスパーソンの基礎知識」というパートで、エンジニアが企業で活躍するためには、
1)現代の企業はどのような形で競争しているか
2)なぜキャリア開発が必要か
3)リーダーシップとは何か
を理解する必要があること教えます(90分授業7回)。
昨年来、この授業をブレンド型にするためのプロジェクトが進行中で、現在e-learning 部分を開発中です。12月の授業はブレンド型で実施することを前提に準備を進めています。
(情報掲載日:2011年10月26日(水))

■Jパワー(電源開発)広報誌10月号にインタビュー記事が掲載
    Jパワーの広報誌Global Edge の10月号の特集記事「人財を活かし企業力を高める」にインタビュー記事が載ります。
これは8月におこなわれたインタビューの内容をウエーバー・シャドウィックの豊岡昭彦さんが文章化したもので、組織内一人親方がつくる自由闊達で競争力のある企業という見出しがつけられている4ページの記事です。

ビジネスモデルで戦うグローバル経済社会、会社に寄りかからないキャリア観を持つ、組織内一人親方を育てるキャリアアップのイメージ、企業戦略の共有にも議論の場が必要という順序で関島の考えが上手に説明されています。
広報誌は非売品ですので、ご関心のある方は、電源開発株式会社広報室にお問い合わせいただくのが良いと思います。
電源開発株式会社  電話(代表)03−3546−2211

(情報掲載日:2011年10月5日(水))

■9月19日、ダイエーの幹部育成研修で「経営課題の取り組み方」について講演
    この研修はマネージメント共育ネットワークがダイエーのために企画した、課長クラス(含む店長)を対象とする選抜研修で、1経営(ヒト)、2戦略、3論理的思考、4サービス(モノ)、5組織、6(カネ)、に関する6回の会合をへて7経営課題に対する解決策を考え経営幹部の前で発表をするものです。(7回の会合は月に1度で各2日間)。

私の担当は、第3会合で経営課題にたいする取り組み方についての基調講演でしたので、(1)選んだ課題をビジネスモデルという視点から検討すべきであること、(2)選んだ課題は正しいかどうかを吟味するダブルループ・クエスチョンが大切であること、(3)課題は多くは複雑な問題であるので、解決に当たっては一試合ごとに強くなるチームを創るといった姿勢が不可欠であること等を説明しました。

8月のイーオン、9月のダイエーといったこれまで関係の薄かった業界から仕事の依頼が来るのは、総合スーパーという業態が、ユニクロやニトリといった製造小売やカテゴリーキラーであるヤマダ電機やホームセンターのコメリなどの挑戦を受けて、転換期にあることの表れです。日本経済は変化の激しいまことに面白い時代に突入していることを実感しています。

結果的に、グループ討議を含め全体として刺激の多い会合になったと感じましたので、感想文を読んでの内容の修正は成功であったと思います。
(情報掲載日:2011年9月28日(水))

■8月8日、イーオンリテールワーカーズユニオンの依頼で「変革をつくるリーダーシップ」と題し、名古屋で講演
    「流通の未来を考える会」という企画の二番目のもので、参加者は課長クラス(時間外手当対象外ですが組合員)が中心で、組合の執行委員も参加しました。
事前課題として「組織内一人親方のすすめ」を読んで感想文を書いてもらいましたが、「目前の課題に取り組むのに忙しく、それなりに達成感もある」という職務の人たちが共通に持つ弱点がよくあらわれたものであったので、自分に対して発揮するリーダーシップという視点から、キャリアについて考えることをすすめるPPTを増やすことにしました。
結果的に、グループ討議を含め全体として刺激の多い会合になったと感じましたので、感想文を読んでの内容の修正は成功であったと思います。
(情報掲載日:2011年8月23日(火))

■横浜市大で、「グローバルな競争時代に必要なキャリア観」と題し講義
  7月15日、横浜市立大学国際総合科学部の総合講義A[組織と情報]で、「企業人としての働き方と成長」というテーマで90分授業を担当しました。この講座は全15回で構成され、うち7回は、幅広い情報を学生に提供する意味で、日銀、双日、NTTドコモ、オリックスなど学外の講師が担当します。

 学年に関係なく選択できますが、一年生が中心であるため、まだキャリアといった問題に関心が薄いと思い、簡単な事前課題を与えるなどの工夫をしたうえで講義にのぞみました。

受講生が150人をこえたため、いつもの対話型形式が上手く機能するかどうか心配でしたが、就職氷河期という環境の後押しもあって、非常に熱心に聴いてくれました。受講後の感想文で多かったのは、グローバル化やキャリアについてこれまで深く考えたことがなかったというもので、講義がそれなりのインパクトを与えたことがうかがわれ、少し安堵しました。

※写真は許可を得て掲載しております。転載不可。
横浜市大講義風景
横浜市大講義風景
(情報掲載日:2011年7月29日(金))

■日本経団連グリーンフォーラムでリーダーシップ研修を担当
  7月8日、6期生20名を対象にリーダーシップについて考える講座を担当しました。初めに、企業を取り巻く外部環境の変化を整理、なぜリーダーシップが大切と考えられるようになったかを理解してもらい、その上で「リーダーシップとはどのようなものなのか」について、グループ討議などを通して理解を深めてもらうという270分の講座です。
例年のことですが、討議では、「意見をぶつけ合い、より良いものを作り出す」という作業が上手でなく、チームビルディングの技術で詳しく解説した「どうしてさぁ」「だってさぁ」「そんならさぁ」の繰り返しが求められるところ。まずは自分達で、下手さかげんに気が付いてもらう必要がありますが、そのあたり6期生は少し不足していると感じました。
(情報掲載日:2011年7月11日(月))

■日本人材マネジメント協会の会報誌「インサイト」に寄稿
  7月1日発行予定のインサイト7月号の特集のテーマは「人事のリスクマネジメントとアウトソーシング/シェアードサービス」とのことなので、日立の国際調達部長であった経験を生かすことができるのでは、と考え寄稿しました。タイトルは「グローバル化時代の人事部に必要な機能」、サブタイトルを「戦略的アウトソーシング能力」としました。見出しだけ紹介すると、

・ビジネスを支援しなければならない
    二つのTから二つのTへ/変化に乏しい日本の人事部
・外部環境は大きく変化した
    雇われる能力が重要/世界中に仕事の場が広がった
・「自分は何をし、人には何を頼むか」を考える
    サプライチェーン・マネジメントとは何か/均質化か、それとも多様化か
・戦略的アウトソーシング
    台所を見せ合う関係をつくる/戦略的な活用

全体としては、従来の人事部と今後人事部を対比しながら今後の方向を考えています。意あって力たらずのきらいがありますが、是非読んでみてください。
(情報掲載日:2011年6月23日(木))

■日本経団連グリーンフォーラム第6期の開校式で挨拶
  5月10日、日本経団連主催のミドルマネージャー選抜研修グリーンフォーラムの開校式がおこなわれました。大震災のため開催が危ぶまれましたが例年とほぼ同数23名の応募があり、関係者一同、各社の期待に応えるべく努力しなければと感じました。
  経団連鈴木正人常務理事の挨拶の後、所用で欠席された全日空大橋会長の代わりに次のような趣旨の挨拶をしました。

1.失われた20年と大震災は、本当に日本は変わらなければいけないということを示している。日本が経験している課題は、少子高齢化も大震災もグローバル化も世界に先駆けてのもの。グローバル化対応は、従来は欧米の方が進んでいると考えられてきたが、それは成長の中心が欧米や日本にあったときの話、アジアが成長の中心である現在では、日米欧は同じ水準。日本の東南アジアとの過去の付き合いを考えれば日本の方がむしろ進んでいるかもしれない。

2.世界で先駆けて経験する課題なので、どこかに答えの見本があるわけではない。自分で答えを見つけなければならない。その意味で日本の見本は日本だ。この時期この研修に派遣されたことに思いをいたし、是非自分で考える力を養ってほしい。また広く仕事を通し、どうすれば日本に貢献できるかも考えて欲しい。

3.仲間からも学び、将来につながるネットワークも築いてもらいたい。諸君の健闘を期待したい。
(情報掲載日:2011年5月19日(木))

■e-learning 化シナリオの執筆
  北大「企業と仕事特論」のうち「ビジネス・パーソンとしての基礎知識」のe-learning 化のためにシナリオを執筆中です。納期は2月末のため現在鋭意取組中ですが、PPTにしておよそ150枚(指導教官にたいするコメント、クイズ、理解度テストおよび判定基準、資料・用語集を含む)のボリュームで、かなり大変な作業です。

  ブレンディド タイプなのでe-learning で学習する部分とクラスルームで学習部分のインターフェイスのチェックも必要なので、クラスルームではどのような授業となるかのアウトラインもつくらなければなりません。制作会社に対するガイドラインと、こんな形になりますというドラフト(全体の約三分の一に相当)はすでに昨年末納入済みですが、シナリオ制作が進むにつれて改定しなければいけない部分も増加するので苦労しています。

  今後の予定は4〜5月にベータ版によるテスト、6月以降にテストの結果をフィードバックし、8月リリ−ス、10月以降クラスルームでの授業という運びです。
  シナリオ化は、講義部分のエッセンスだけを取り出して画面化するので、改めて伝えたいことは何かを吟味することになり、本を書くのとはまた別な意味で考え方の整理に役立つと感じています。
(情報掲載日:2011年1月26日(水))

関島の活動状況バックナンバー
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小泉の活動状況(2013年7月まで在席)

■2011年12月の活動状況をお知らせします。
(株)日立総合経営研修所主催の研修会で講師を務めました。

●第1回「アカウンティングI(財務分析)」研修(12月21日(水)、22日(木)の2日間)
従来の「財務の基礎」を大幅に改訂した第1回目の研修です。
今回の会場は西新橋にある(株)日立製作所の技術研修所で、11名が参加して行われました。参加者は少なかったのですが、発言も比較的多く、まずまずの出だしであったと思います。

この研修は「アカウンティング(基礎)」の上級編という位置づけです。研修の概要は、期間2日間のうち1日目は財務諸表の復習と財務分析手法に従った演習、2日目は上場会社の財務諸表の分析・発表、優良会社と危険な会社の見分け方演習が主な内容です。できるだけ多くの実例を示して数字に慣れ、その数字の意味を読み取ることができることが必要と考え演習を多く織り込みました。
(情報掲載日:2012年1月17日(火))

■2011年10月、11月の活動状況をお知らせします。
(株)日立総合経営研修所主催の研修会で講師を務めました。

●第115回「企業診断」研修(10月3日(月)〜5日(水)の3日間のうち3日(月)、4日(火)の2日間)
今回は13名といういつもより少ない参加者で行われました。
2日目の財務分析の講義の中で、自動車3社(トヨタ、日産、ホンダ)と電機3社(日立、東芝、パナソニック)の2009年3月期から2011年3月期までの3期間の財務諸表の分析結果を示して、受講者に各社の特徴点、問題点などを指摘させる場面があります。
この分析結果を見て受講者は、初めて自動車各社と比べ電機各社が資本効率の面、財政状態の面などで苦労していることを知り、驚くと同時に、担当する仕事に新たな気持ちで取り組みたいという感想が数人の受講者から聞かれました。
●第116回「企業診断」研修(11月7日(月)〜9日(水)の3日間のうち7日(月)、8日(火)の2日間)
20名が参加して行われました。
(情報掲載日:2011年12月7日(水))

■研修内容の改訂についてのお知らせ
2011年4月から(株)日立総合経営研修所の研修体系が改訂され、私が講師を務めている研修の内容も10月から変わりますので、その概略をお知らせします。

1.現行の「財務の基礎」研修(3日コース)が、次のように分割されます。
(1)アカウンティング・ファイナンスI(基礎):2日コース。
内容は財務諸表、キャッシュフロー計算書、ファイナンスの基礎、即ち会計の入門編といえます。
(2)アカウンティングII(財務分析):2日コース。
内容は財務諸表の分析の基礎及び演習、事例分析などで、基礎から深く突っ込んだ部分まで幅広い内容となっています。
(3)原価計算の仕組み:1日コース。
ハード・ソフトの原価計算の基礎編で、演習を交えて行います。
私は上記(2)(3)を担当しますので、そのポイントをご紹介します。

2.「アカウンティングII(財務分析)」
ある程度財務諸表・キャッシュフロー計算書の知識があれば望ましい、初心者でも可。
1日目は
・財務諸表、キャッシュフロー計算書の復習
・財務分析の手法の講義と同時に、モデル会社のB/S、P/Lを使って各種の指標を算出し、その会社の経営状況について討論します。
2日目は
・各グループ毎に指定された上場会社1社づつ、財務諸表を分析し経営状況を判定して発表討論をします。
・優良会社と倒産の危険のある会社とでは財務諸表のどこが違うかを分析演習します。

3.「原価計算の仕組み」
ある程度の実務経験があれば充分理解できる内容で構成されている基礎編です。
・製品生産の流れ、原価計算特有の用語の解説、工場・本社営業部門で発生する費用全体の流れ 
・原価計算の手順、即ち要素別原価計算、部門別原価計算、製品別原価計算
・個別原価計算、総合原価計算
・ソフトウェアの原価計算など従来の「財務の基礎」と比べると、かなり突っ込んだ内容も追加されております。


■2011年9月の活動状況をお知らせします。
(株)日立総合経営研修所主催の研修会で講師を務めました。
●第112回「財務の基礎」研修(9月20日(火)〜22日(木)の3日間)
1.旭化成からの参加者を含めて18名が参加して行われました。
今回も営業、設計、製造など幅広い部門からの参加があり、経理・財務以外の部門に対する教育というこの研修の目的に沿って実施できたものと思います。

2.この研修は第112回を迎え10年間余続きましたが、今回をもって終了となり、10月からは従来とは違った新たな形で実施されることになりました。
そこで「財務の基礎」研修について少し過去の経過を振り返って見ることにします。なお、小泉はこの研修の講師を第7回(平成14年4月)から務めてきました。

(1)会計の基本的な知識は経理・財務部門以外の社員にも必要であるという考えのもとに「財務の基礎」研修が平成13年に企画されました。

(2)第1回は平成13年3月21日(水)〜23日(金)、12名参加で開始されました。
当時の参加希望者は期に60名弱、3回に分けて実施しましたが、このような状況が平成15年まで続きました。

(3)小泉は第7回(平成14年4月10日〜12日)からこの研修の中の2つの講座、「財務諸表の見方」と「財務分析」の講師を引き受けました。
ところが、本来、初心者が理解できるようにと企画された研修ですが、多くの専門用語が使われ、比較的高度なレベルでの講義がなされていたので、用語の意味が分からず、また、なぜそのように帳簿に記入しなければならないのかなど根本のところから理解されていませんでした。受講者の感想文にもこのようなことが書かれておりました。

(4)これを改善するべく、あらゆる項目について如何に表現すれば受講者に理解されるかを考え、テキストを作り替え、極力平易な言葉を使って解説するように心がけました。

(5)この結果、平成15年上期の受講希望者は約130名に急増、6回に分けて研修を実施し、平成15年下期以降も期に5回から6回実施してきました。そして平成22年9月に第100回を迎えましたが、それから1年後の第112回が最終回となった次第です。

「財務の基礎」研修を受講してくださった2,200名余りの皆さん及びこの研修を支えてくださったそれぞれの事業所や会社の教育担当の方々、経営研修所の皆さんに御礼申し上げます。

●第114回「企業診断」研修(9月5日(月)〜7日(水)の3日間のうち9月5日、6日の2日間))
  21名が参加して行われました。
(情報掲載日:2011年10月20日(木))

■2011年7月の活動状況をお知らせします。
(株)日立総合経営研修所主催の研修会で講師を務めました。
●第110回「財務の基礎」研修(7月27日(水)〜29日(金)の3日間)
  19名が参加して行われました。この研修の2日目に「原価計算の基礎」という講義があり、今回から「ソフトウェアの原価計算」の項目を追加しました。
従来は、ハードウェアの原価計算を中心に話を進めてきましたが、ソフトウェア制作に従事する人にとっては「日常行っている業務がどのように会社の損益につながっているのか、ソフトウェアの原価計算の仕組みはどうなっているのか」などに関心が寄せられていました。そこで
(1)ソフトウェアの原価計算は、基本的にはハードウェアの原価計算と同じである
(2)製造原価は間接費(設計部門で発生する製造間接費)と直接費(外注経費など直接経費やパッケージソフト購入費など直接材料費)から成っており、これに本社・営業部門で発生する間接費(販売費及び一般管理費)が加わって総原価となり、損益計算書につながっている
という内容のものです。受講者からは「日常業務が損益計算書につながっている過程を理解できた」という感想が聞かれました。
(情報掲載日:2011年8月23日(火))

■2011年6月の活動状況をお知らせします。
(株)日立総合経営研修所主催の研修会で講師を務めました。
●第113回「企業診断」(6月1日(水)〜3日(金)の3日間のうち1日、2日の2日間)
  19名が参加して行われました。今回は情報通信部門から参加したイラン出身の方が日本語を上手く話し明るい雰囲気で、積極的に質問を出してくれましたので大いに盛り上がった研修となりました。
その中で「決算書の見方」という講座では、「順調な会社と倒産の危険がある会社とを見分ける方法」をパワーポイントにまとめて示しました。
そして引き続き行った上場会社の分析演習では、参加の皆さんはこの方法をベースに的確な分析をしていましたので、この見分け方は参加の皆さんに理解されたのではないかと感じました。

●第109回「財務の基礎」(6月8日(水)〜10日(金)の3日間)
  20名が参加して行われました。
(情報掲載日:2011年7月20日(水))

■2011年5月の活動状況をお知らせします。
(株)日立総合経営研修所主催の研修会で講師を務めました。
●第112回「企業診断」(5月16日(月)〜18日(水)の3日間のうち16日、17日の2日間)
  震災の影響で、会場を品川区南大井にある同社大森研修所に移して行われました。
今回は韓国からの参加者1名を加え21名の参加です。
冒頭に、先週(5月12日)発表されたばかりの日立グループの業績を決算短信により紹介しました。昨年よりも大幅に改善されており、各参加者に安堵の表情が見られましたが、一方では、震災の影響が今後も続くことが予想される中で、手放しで喜べないと厳しい表情の参加者も見られました。

●第108回「財務の基礎」(5月24日(火)〜26日(木)の3日間)
  同社大森研修所で、16名が参加して行われ、小泉は「財務諸表の見方」、「原価計算の基礎」、「財務分析」の講義と演習を担当しました。
今回は、「減価償却」をよく理解できないという声を時々聞きますので、減価償却計算がなぜ必要なのかをいつもより丁寧に解説しました。
減価償却計算は、例えば機械の購入価額を使用可能期間に配分して損益計算をしたり、機械に投資した資金を回収するために行うというものです。特に、投資した資金を回収する過程を身近な例によって順を追って説明したところ、全員が納得した様子でした。
このように理解しにくい用語などを身近な例を挙げて解説するよう心がけています。
(情報掲載日:2011年6月20日(月))

■2011年4月の活動状況をお知らせします。
(株)日立総合経営研修所主催の研修会で講師を務めました。
●第107回「財務の基礎」(4月6日(水)〜8日(金)の3日間)
  会場を同社品川キャンパスに移して、参加者11名で行われました。
震災で中断されていた研修会の再開第1回目のために参加者は通常より少なく、それだけに「会計の知識を身に付けたい!」という意欲を持った参加者が多かったように思います。
今回は講義の要領の一部を変更してみました。従来、2日目の財務分析の時間に財務諸表から各種の指標を計算し、それらが持つ意味について考えていましたが、今回は初日の夜の演習時間に各人が予めそれらを計算して、その意味を自分なりに考えることにしました。
そして当日、計算結果とそれがどのような意味を持っているのかについて参加者一人一人に発表してもらいました。これに対して他の参加者からも意見や感想などが活発に出され、いつに無く盛り上がった時間となりました。事前に指標を計算し考えることによって、それらの持つ意味を理解できたのではないかと感じました。
(情報掲載日:2011年5月12日(木))

■2011年2月の活動状況をお知らせします。
(株)日立総合経営研修所主催の研修会で講師を務めました。
●第105回「財務の基礎」(2月23日(水)〜25日(金)の3日間)
  17名が参加して行われましたが、約半数はソフト関連の事業部門或いはソフト関連の会社からの参加者でした。
そのために2日目の「原価計算の基礎」講座では、最初に、製造部門・補助部門など製品を生産するための生産体制や製品生産の流れ、賦課・配賦など原価計算特有の用語などについて解説しました。
これによって、製品が生産され完成して売られてゆく流れの中で原価が計算されるということが理解されたのではないかと思います。
参加者から「製品生産と原価計算の流れが理解できた」という感想が聞かれました。
(情報掲載日:2011年3月9日(水))

■2011年1月の活動状況をお知らせします。
(株)日立総合経営研修所主催の研修会で講師を務めました。
●第104回「財務の基礎」(1月26日(水)〜28日(金)の3日間)
  17名が参加して行われました。
(情報掲載日:2011年2月10日(木))

小泉の活動状況バックナンバー
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コズロフスキーの活動状況

ニューヨークでHRMに関する活動をしているKozlowskiからのレポート「Reports from New York」はコラムをご覧ください。


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