バリバリのキャリアウーマンというタイプと異なる、感じの良いご婦人。実際は、昨年フォーチュンのthe 50 Most Powerful Women in Business に選ばれているので仕事の上ではそうでないのかもしれないが、穏やかな話し方で好感が持てた。
1988年に入社以来Progressive(保険会社で自動車保険が主流)で働いていて子供が5人、会社の文化と人が好きなので転職しようとは思わなかったとのこと。自分史に従って、自分の信条「オープンで仲間を信頼する企業文化を創る」について語った。以下心に残ったフレーズを紹介する。
Communicate what you know, when you know.
うろ覚えの知識や不確実な情報を伝えてはいけない。「分かった時点で」が大切。
Sometimes small gestures matter most.
これは、自分の経験からも、そうだといえる。一言、言ってあげればよかったとか、誤解は防げたと振り返ると思うこと多いので。
Encourage healthy debate, then create unity.
これは日立精神の「和を以て貴しとなす」の解釈と同じ
Your action should match your words. 言行一致
Give credit and take blame. 上に立つものの心得
Management comes from hierarchy, leadership comes from anywhere.
これは各階層に
リーダーは必要という変革型リーダーシップと、主役は持ち回りという状況型リーダーシップの理論が説くところを上手く説明している。
(ね、グリフスさんに親しみを感じた理由、分かるでしょう。)