■2008年11月から2009年3月までに(株)日立総合経営研修所主催の下記研修会に合計8回の講師を務めました。
1.「財務の基礎」研修
【第78回 2008年11月5日(水)〜11月7日(金)の3日間】
24名が参加して行われました。
【第79回 12月1日(月)〜12月3日(水)の3日間】
20名が参加して行われました。
【第80回 2009年1月28日(水)〜1月30日(金)の3日間】
20名が参加して行われました。
【第81回 2月18日(水)〜2月20日(金)の3日間】
20名が参加して行われました。
【第82回 3月11日(水)〜3月13日(金)の3日間】
旭化成からの参加者を含め27名が参加して行われました。
2.「企業診断」研修
【第98回 2008年12月10日(水)〜12月12日(金)の3日間】
20名が参加して行われました。
【第99回 2009年3月16日(月)〜3月18日(水)の3日間】
日本総研からの参加者を含め15名が参加して行われました。
3.「企業会計の基礎」研修
【第24回 2009年3月2日(月)〜3月3日(火)のうち3月3日(火)9:00〜12:30】
12名が参加、「財務諸表論」の講義を行いました。
上記研修会のうち特に盛り上がった「第99回企業診断」をご紹介します。
この研修の中心的な講座はケーススタディ―ある中小企業の再建案の作成―。
債務超過に陥った会社の再建案を作成・発表するもの。受講者は4グループに分かれ如何に再建すべきかについて夜遅くまで議論し、
翌朝、その成果を発表し討論しました。
例えば、あるグループの発表で「遊休機械設備を売却、人員削減、経費削減をして売り上げを増加させる」という再建案に対して、
「機械設備を売却し、人員を減らしておきながら売り上げ増加は本当にできるのですか」という質問があり、
一瞬、返答に窮した場面も見られたほど真剣で活発な討論が行われました。
■北大フロンティアプログラムをお手伝いしました。
北海道大学大学院工学研究科では、本年度から修士及び博士課程の国費留学生で日本で就職を希望する学生を対象に、産学が連携して実践的な教育を行うプログラムを進めています。これは通常の大学院での技術教育の他に、企業経営に関する幅広い知識とビジネスパーソンとしての基本的な能力を身に付けることを目的としています。
この中で小泉は、「企業経営に関する基礎知識」のうち「企業経営と会計及び原価計算」の授業(90分×3回)に使うテキスト、講義原稿、中間テスト及び講義終了後に行う理解度テストの問題及び和英の会計用語集を作成しました。
テキスト作成に当たっては平易な言葉を使い、ふり仮名をつけたり和英の会計用語集を作って留学生が理解しやすいように心がけました。
■2008年9月から10月までに(株)日立総合経営研修所主催の下記研修会に合計4回にわたり講師を務めました。
1.「財務の基礎」研修
【第76回 9月16日(水)〜9月18日(金)の3日間】
16名が参加して行われました。
【第77回 10月1日(水)〜10月3日(金)の3日間】
23名が参加して行われました。
2.「企業診断」研修
【第96回 9月3日(水)〜9月5日(金)の3日間】
財務分析の講義の中で、自動車3社(トヨタ、日産、ホンダ)、電機3社(日立、東芝、松下)の比較分析結果を紹介したところ、「分析結果を他社と比較することによって、当社の状況がここまではっきりと浮き彫りになるとは思わなかった。早速、業務に応用したい」という感想が聞かれました。
【第97回 10月7日(火)〜10月9日(木)の3日間】
21名が参加して行われました。この研修の中心的な講座は、ある企業の財務諸表を分析し問題点を把握して再建案を作成するというケーススタディ。4グループに分かれて夜遅くまでかかり再建案を作成し、翌朝発表するもので、これについての質疑応答の時間には、かなり白熱した議論が展開されました。
■静岡大学の「技術者の実践対応力育成カリキュラムの開発」をお手伝いしています。
静岡大学情報学部と工学部は、技術系学生が専門知識に加え、それを社会で活用する際に必要な周辺知識を持った人材を育成することを目的として教育カリキュラムを開発しています。
その周辺知識のうち、小泉は「経営・簿記・会計」の分野の教材作成を担当し、2009年3月末完成を目指しています。
講師の講義原稿、学生用テキストとパソコンの画面に表示する演習用のケースなど一連のものです。如何に技術系学生が理解できるような表現にするかに腐心しています。
■2008年4月から8月までに(株)日立総合経営研修所主催の下記研修会に合計8回にわたり講師を務めました。
1.「財務の基礎」研修
この研修は会計の基礎知識の習得を目的に4月〜9月に6回開催が予定されており、8月までに5回講師を務めました。
【第75回 7月30日(水)〜8月1日(金)の3日間】
旭化成からの参加者を含め24名が参加。株主還元に関して、企業が自己株式を市場から買ってどのように処分するのか、多くの効果が期待できるのかなど数人から熱心な質問があり、株主還元に強い関心を示していました。
【第74回 7月2日(水)〜7月4日(金)の3日間】
19名が参加。今回は約9割が研究部門など技術系の受講者で、その殆んどが初心者でした。そのため、当初、会計用語に戸惑いを感じていましたが、次第に慣れ「08年3月期の財務諸表を使用した講義と分析は生々しく、非常に興味を持って受講できた・・・」という感想が聞かれました。
【第73回 6月16日(月)〜6月18日(水)の3日間】
参加者24名のうち経理部門から6名の参加者がありました。今までの実務の反省と体系的に勉強し直したいという目的からの参加でした。
【第72回 5月7日(水)〜5月9日(金)の3日間】
16名という比較的少ない参加者でした。M&Aの際に発生する「のれん」はなぜ償却するのか、なぜ国際会計基準と扱い方が違うのかなどについて活発な質疑応答がありました。
【第71回 4月7日(月)〜4月9日(水)の3日間】
今回は期初のため参加者が少なく12名、うち設計、製造、研究などの技術系が10名で、ほとんどが会計の初心者でした。ところが3日目の上場会社の財務分析及び発表では、初心者とは思えないほどの的確な分析結果が発表されました。
2.「企業診断」研修
この研修は取引先管理に携わる資材、営業などの部門や、財務分析手法の習得希望者を対象に4月〜9月に3回開催が予定され、8月までに2回講師を務めました。
【第95回 6月2日(月)〜6月4日(水)の3日間】
今回から、財務諸表に関する基礎知識、財務分析、ケーススタディ及び発表、資金繰りの講座を3日間にわたり小泉が担当することになりました。
この研修の核になる講座はケーススタディで、ある中小企業の業績を改善するために、グループに分かれて財務分析→再建案を作成し発表するもの。参加者は夜遅くまで熱心に再建案を作成していました。
【第94回 4月2日(水)〜4月4日(金)の3日間のうち1.5日(9時間)】
財務諸表に関する基礎知識、財務分析を担当しました。
3.「企業会計の基礎」研修
この研修は、一応の会計知識があり、更に、会社法、税法など関係法律や財務諸表論など理論面を強化することを目的に4月〜9月に1回予定され、7月に実施済みのものです。「財務諸表論」の講師を務めました。
【第23回 7月14日(月)〜7月15日(火)のうち7月15日9:00〜12:30】
「財務諸表論」を担当。
NTT東日本からの参加者を含め20名が参加して行われました。NTTからの参加者は率先して質問をするなど積極的な態度で研修に臨んでいることが感じられました。日立グループからの参加者にとって大いに刺激になったと思われます。
■2008年3月18日(火)、第22回「企業会計の基礎」研修の中で「財務諸表論」をテーマに講義を行いました。
今回は18名の参加者があり、経理財務部門から4割、その他の部門から6割という構成でした。
企業会計原則に従った財務諸表の作成理論を講義しましたが、初心者にも分かる程度に噛み砕いて解説しましたので、その他の部門からの参加者にも理解されたと思われます。
■2008年3月12日(水)〜14日(金)の3日間、(株)日立総合経営研修所主催の第70回「財務の基礎」研修の講師を務めました。
旭化成からの参加者を含め22名が参加して行われました。財務分析の講義・演習について、「今回の研修で一番関心があった内容で、経営指標からいろいろな判断ができることを学べた」という感想が聞かれました。
■2008年3月5日(水)〜6日(木)の2日間、(株)日立総合経営研修所主催の第93回「企業診断」研修の講師を務めました。
21名が参加して行われ、財務諸表から経営状況を読み取る演習では、真剣な表情で分析に取り組んでいたことが印象的でした。
■2008年2月20日(水)〜22日(金)の3日間、(株)日立総合経営研修所主催の第69回「財務の基礎」研修の講師を務めました。
22名が参加して行われ、参加者の構成は設計・製造などが6割、営業3割、管理1割と様々な部門からの参加がありました。財務分析演習では、社名が伏せられた財務諸表の分析に
全員が熱心に取り組んでいたことが印象的でした。
■2008年1月29日(火)〜31日(木)の3日間、(株)日立総合経営研修所主催の第68回「財務の基礎」研修の講師を務めました。
研究、営業や製造などの部門から21名が参加して行われました。
財務諸表作成演習でのグループ別討議では、日頃経験のない簿記の仕訳作業に戸惑いながらも、グループの全員がそれぞれ意見を出し合って財務諸表作成に取り組み盛り上がった演習となりました。
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